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本編に繋がるアナザーストーリーズNO.1世界の守護神

2002年 11月6日 ノースポイント 入間統合即応司令部 11:25
「相も変わらず仕事ですか?ボス。体壊しても知りませんよ?」
まだ若い士官から指摘を受ける。此処72時間一回も休んでいない。その士官の手にはコーヒー缶が二本握られている。
「この書類は来週までに仕上とかないといけないんだ。休んでる暇なんかない」
6年前の戦争でこの国は多くのベルカ企業を買い取り、バブル期よりも高い経済成長率をマークしている。ベルカ企業にとっても高いレベルの技術力を培えるとの事で安い労働賃金だが喜んで合併している。さらに合併により安い賃金に高い利益が付き、労働者は増える一方。そのお陰でこの国では失業者も1%以下になり、べルカ人は税金もキッチリ払っているので税金もがっぽり入り福祉教育の面では最高レベルになった。お役所仕事ではこの状況に追っ付かないので、簡略化、効率化、そして個人情報漏洩等を防ぐために多くのハイレベル第三者機関が設立されると言った行政にも大きな影響を及ぼした。だが、未だに問題は山済みで特にユリシリーズの被害のお陰で行政機関や不正入国を防ぐ為に警察・海上保安庁には休む間も無く、過労死者が出るまでになっている。
「かと言って、あなたがぶっ倒れたらこの国はどうなると言うんですか?統合自衛軍即応部隊長殿?」
皮肉るように言った若い士官は缶コーヒーをデスクの上に置いた。照明が無ければ真っ暗な地下300mの部屋だ。隣の防空海指揮所(DAMC)はこの20畳の部屋の壁の隣、5m以上の鉄筋コンクリートの壁を隔ててある。この基地にはこの国の防空レーダー基地・海上の警戒中の艦船からの情報を全て受け持っている。さらにカタパルト待機中のF-3(T-4を軽戦闘機としてⅩ-5エンジンと20mm機関砲を搭載しAAM-4改と言った最新兵器を搭載出来る様に大規模改造を施したもの)、疾風、烈風がいつでも発進出来る様にされ、完全武装をした自衛官400名が歩哨として巡回している。医療施設も最先端の最先端を行く機材と医者が揃っている。
「代理を立てりゃあかまわんだろう?所で、ここに入る位なら大した情報があるんだろうな?」
まだ二十歳前半のこの部屋の主は軽い口調で言った。だが目は真剣その物だ。
「ハッ。バッドとグッドなニュースがありますが?」
若い士官―――荒山亮子三佐はクスッと微笑みながら言った。
「じゃあ、バッドニュースから」
この部屋の主――霧島刹那一佐はパソコンを叩きながら目を亮子三佐に向けた。
「ヤーマイマスター。・・・現在南との共同開発・防衛圏に国籍不明船・・コンテナタンカーなんですが、それがどうも怪しいとの事で停船させようとしているんですが、まったく無反応なので恐らくテロリストの麻薬や資金を運んでる可能性が大・・・と言うのと。グッドニュースはこれに殺気立ってる南がSST(海上特殊部隊)を送るらしいと言う事です。」
それをパソコンを叩きながら聞いていた刹那一佐はフッと鼻で笑った。
「三佐・・・グッドとバッドが反対だろう?南がSST出してくるって事はこっちも出さなきゃならんからな。あ~あ面倒臭い。・・・・じゃあこっちはJSOGの待機中の奴からからSAT(特殊空挺隊)とSSAT(海上特別隊)の奴を選抜しておいてくれ。UH-60TF(UH-60に増槽と20mmガトリング二挺を装備させた強襲型)二機も忘れんようにな。」

ノースポイント・サウスポイント共同防空圏 21:42
「ロックンロール!!」
ガシャッッ!!!ジャキッッ!!!
新式の01式小銃に初弾を装填する隊員達。
≪間も無く目標上空、各員に告ぐ、互いの位置をGPSビーコンで常時確認せよ。交戦規定はサーチ・アンド・キル!!!繰り返すサーチ・アンド・キル!!!!≫
≪サーチ・アンド・キル。ラジャー!T・1は艦橋左サイド、T・2は艦橋右サイドから突入!!風は20mの大時化だ。壁に当たらんようにな!!!それとサウスとの連携を怠るな!!≫
隊長が無線にさっさと言うと兵士達は早速ガスマスクを装着する。
≪ターゲット直上!!!Move Up!!!Move Up!!!≫
≪行くぞ!!Go!!GO!!GO!!≫
ヘリからロープが垂らされ一気に隊員が降下し始める。着地した途端、T・1はT・2の到着を待って艦橋のクルー達に5.56mmを一人当たり3発プレゼントする。
タタン!!タタンタタン!!!!パンパンパン!!!!
頭部・胸部・腹部を撃ち抜かれ艦橋を血で汚しながらバタバタ倒れていく。
≪ブリッジ・クリア!!二尉!貴様が先頭だ!!!!≫
≪yes sir!!!≫

隊員の一人が下への階段に向かって走る。それに11人の隊員が続く。階段を下りて通路に酔っ払ったクルーが何人か寝っころがって居る。それを一人一人アーミーナイフで確実に殺害する。
≪通路クリア!!≫
≪甲板に出るぞ!!≫

隊長が水密扉を開き、12名の隊員がバッと甲板に躍り出る。
≪甲板に敵影なし!!前進!!≫
6名ずつに分かれて甲板を駆け抜けていく。艦首で人影を見つけた。即座に銃を構えようとするが相手の持っている銃で直ぐに誰か分かった。
≪サウスポイントのSSTか。甲板と艦橋は制圧した。そっちは?≫
≪ノースポイントの連中か。丁度良い、一緒に来てくれ≫
SSTの隊員はそう言うと艦内のコンテナ室に案内した。どうやら先んじて制圧をしていたらしい。警備兵らしき死体を蹴飛ばしながら進むと。開いたコンテナを見つけた。
≪・・・・想定外でしたね・・・こいつは≫
それはガイガーカウンターがカリカリと反応するものだった。つまり放射性物質。核兵器の原料だ。さらに他の物を調べたら驚いた事に麻薬ではなくミサイルの設計図。しかも多弾等式ミサイルの設計図にRPG-7やAK-47、G3、M16さらにトレカフやガバメントM1911、と言った武器、それに弾薬だ。
≪大したもんだな・・・≫
≪こいつは冗談じゃあ無さそうだ・・・何所と戦争を始めるつもりだったんだ?こいつ等の主は・・・≫
表情は軽く笑いながらも声は重苦しい。デジカメで証拠写真を撮り、さっさと撤収しようとしたその時だ。
「who are you!!!???」
≪ッッ!!まだ居たかッ!!≫
バン!!!チュウン!!タタタタタン!!!!

相手が放ったガバメントの11.4mm弾を寸前で避け、他の隊員たちがあっと言う間も無くそいつを射殺した。
≪隊長!!まだ居ます!!敵10名が入り口から!!≫
≪殲滅して爆弾を仕掛けろ!!!爆破は2分半後!!それまでには撤収だ!!!≫
タンタンタン!!!!ドカカカカカカ!!!!!バンバンバン!!!!!タタタン!!!!!!タタタタタ!!!!

激しい銃撃戦が始まった。元々世界最強の特殊部隊として訓練を受けた彼等にテロリスト共は敵ではないが、ゆれる船内の戦闘では話が違う。
≪回り込んでくるぞ!!三等曹士!!右に回って奴を撃て!!!≫
「keep Fire!!!!keep Moveing!!!Don't Stop!!!!」
バンバンバン!!!!ドカカカカ!!!!!タンタンタン!!!
≪一等曹士!!!手榴弾を2時方向に!!!≫
≪了解!!!投擲したぞ!!!≫
ドウゥゥン!!!!!パンパンパン!!!ダダダダ!!!!タンタンタン!!!!
「AHAAAA!!!!!I'm hiーt!!!!Oh My Goーーt!!!」
「Deam!!!Fire!!Fireー!!!!!!」
パパパパパ!!!!タンタンタン!!!!ドンドンドン!!!!
≪急げ!!!爆発するぞ!!!!チイ、三尉!!!4時に敵だ!!!≫
≪!ンナロッッ!!助かったぜ隊長!!≫
タタタ!!!ガウン!!!!!ガウン!!!!ダカカカカカカカ!!!!!パンパンパン!!!!
「Gyahaaa!!!」
「kahaa!!!」

銃弾が飛び交いさながら戦場と化した船内だったが1分30秒後には敵を全員射殺した。
≪総員脱出だ!!ヘリまで走れーー!!!≫
≪急げ!!!爆発する!!≫
≪此方ナイトコブラ1、ナイトコブラ2と共にそっちの出口で敵と交戦中!!!急げ!!!≫
≪此方ブラックソルジャー!!SST何をしている!!!!!さっさとしろ!!!≫

無線から味方ヘリの状況が伝えられる。無線に混じって機銃発射音がずっと聞こえて来る。
≪今向かってる!!いいから持たせておけ!!≫
≪了解!だが燃料の関係で後50秒しか居られんぞ!!≫
≪クソッたれ、総員最大速で走れ!!≫
≪此方ブラックソルジャー!!後45秒だけしか待てんぞ!!!!≫
≪此方SST01、ラジャー!!≫

サウスポイントの連中もかなり急がなけりゃならん様だ。
≪後20秒だ!!!遅れるなあ!!!≫
≪今出口が見えた!!頼むから置いて行かないでくれよ!!≫

外に飛び出るとV-107一機とUH-60がAKやM16を撃ちまくってる奴等に20mmをプレゼントしていた。
≪急げ!!後10秒!!!≫
≪T・1全員搭乗!!!離脱しろ!!!≫
≪T・2点呼完了!!!離脱!!!≫
≪ブラックソルジャー、こっちもいいぞ!!!行け行け行け!!!離脱だァ!!!!≫

三機のヘリが同時に甲板から離れた。と同時に船が爆発を起こした。爆薬が起爆したのだ。

10月7日 入間統合即応司令部 04:05
「―――報告、以上です。」
亮子三佐からの報告を受け、刹那一佐は現像された写真を眺めていた。
「ご苦労・・・下がって良い・・・・・・・やはり"灰色の13日の金曜日"・・・だな」
三佐を下げて、ボソッと独り言を言った。"灰色の13日の金曜日"とは"灰色の男達"の男達と関係が深いとの疑いが高いテロリストグループだ。今迄はオーシア・ウステイオだけでの確認だったが、最近ユージアまで張って出てきたらしい。
「・・・・一策、練らんとな・・・・」
そう言うとデスクの上にある首相へのダイレクトに繋がる電話を取った。

fin
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コメント

No title
早い!

早すぎですよ、私のほうはまだストーンエイジ作戦も始まってないのに、もう2002年ですか…

いやはや、今後も楽しみに出来る展開に、大きな期待を描いてます。

今後も、頑張ってください
No title
いまさら驚くことじゃないかもしれませんが・・・早いですね(汗
拝見しました

時間は流れ2002年。本編である2004年まで2年前の出来事になりますね。
いきなり「刹那」氏が出てきましたね。この人物はかの「刹那」と同一人物なのか・・・。
蒼空の死神さんは空戦もさることながら、地上戦の描写も上手いですね。自分も見習わせていただきたいものです。

インフルエンザなどを召されないように気を付けてください。
かく言う私はついさっきワクチンを打ってきましたが(笑

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