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第四十一話:決着

エリアB7R「円卓」南に50マイル アヴァロン攻撃隊
≪此方イーグルアイ。これよりエリアB7Rに突入する。最悪の場所だが最速の近道だ≫
イーグルアイから報告を受け全機の緊張がさらに高まる。
「体の震えがとまらねえ・・・」
シンキチはこっから先にいるであろう数多くの敵に身震いをした。
≪此方ローレライ。同じく・・・震えが止まりません・・≫
≪此方クロス・・嫌な場所だ・・・空気すら敵に感じる≫
≪此方サンダー1。クロス、そんなんだったら今頃俺達は死んでるぞ?≫
サンダー1が空気をやわらげようと軽い洒落を飛ばした。が、空気は一向に良くならない。
≪・・・ガガッ!!此方イーグルアイ!!円卓内にて航空戦を確認!!交戦機、両方ともIFF反応無し!!注意されたし!!但し、一方はステルスと思われる≫
イーグルアイが叫び、すぐに各機のマスターアーム、シーカーをオープンにした。
≪敵機?フルボッコにしてやんよ!!オービット1エンゲージ!!2・3援護を頼む!!4は少し遅れて攻撃!!≫
≪一方は国境無き世界だが・・もう一方は?・・いや、そんなの如何でもいい。成せば成るさ!!チェインエンゲージ!!≫
≪チェイン気にすんな!まあ、その時はその時だ!!クロスエンゲージ!!≫
≪こんな所で足止めを食ってるわけには!!ガルム2交戦!!≫
≪・・・そうですね。ローレライエンゲージ!!!≫

各機が即座に散開し、攻撃態勢に入った。

円卓
「・・・・・」
刹那は白のパラシュートを正面に捉え、ヴァルカン砲にセッテングした。空で戦い、尚且つ打ち勝った敵に対しての唯一にて最高の礼儀をする為に。そして約束を果たすために――
(もし・・もし、あいつと私が同じ様な境遇で国籍が同じだったら・・・こんな事には・・・)
そこまで考え、少し先の事を考えてフッと微笑った。
(何、直ぐだ。地獄でまた会える。だろう?友よ)
それを察したように宙に漂うカプチェンコが笑った様に見えた。距離がゆっくりと縮まって行く。
1000・・900・・800・・700・・600・・500・・400・・300・・・・・・
そして、0コンマ1秒間だけ引金を引いた。分間数千発の20MMヴァルカン砲だったが、主の言う事を上手く聞き。1発だけ放たれた。音速の3倍速で放たれた直径20㎜の金属の塊は・・風も気圧も湿度も関係なく。真っ直ぐカプチェンコの脳天を撃ち抜いた。
「・・・・・」
サイレンサーを通して聞こえるかすかなジェット音と機器の機動音だけが機内を包んだ。
≪カプチェンコが落ちたか・・・此方アシュレイ。こっちのジョーカーを取りに行く。ソーサラ1、頼むぞ≫
≪了解だ。役立たずめが・・・・出来る限り踏ん張る≫
その言葉に少々カチンと来た。即座にソーサラ1に機首を向ける。
「・・・貴様・・・」
いや、カチンと言うよりむしろこれは殺意を通り越した殺気を出している。そもそもこいつ等がこんな事を出来るようにしたのは自身が最も尊敬していたカプチェンコだったのだが。それを役立たずと言ったソーサラ1に強烈な怒りを感じた。
≪!?・・・手が震えている!?≫
ソーサラ1が驚きの声を上げた
≪な、何だ・・・この寒気は・・・さ、寒い!≫
その殺気は味方にすら影響を及ぼしている。「円卓」全体がが凍りついた
「貴様に・・空を飛ぶ資格も無ければ、戦う資格も無い・・貴様みたいな蝿はここで地べたに叩き落し翼をもぎ取る・・・」
もう既に戦闘マシーンと化している彼に声にすら感情は無い。余りにも強い殺気を含んだ声で一気にソーサラ1は凍ってしまった。
≪馬・・鹿な・・・体・・が・・動かな・・い!?≫
主が動かなくなり、機体は水平飛行をするだけだった。そこに刹那のファントムがソーサラ1の背後にへばり付いた。
「せいぜい地べたで悔やんでろ。カスが」
ヴァアアアアアアアアアア・・・ヴォンガンガキュンゴンギン!!!ボン!!
F-15S/MTDは全ての翼とエンジンが破壊され、錐揉みになって落ち始める。さらに刹那は敵機のコックピットの真上に自機のコックピットをかぶせるようにしてソーサラ1に対し人指し指を突き上げた。

FIN
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