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第四十話:why do you Fighte? I do not know・・・・

エリアB7R「円卓」 11:21
≪コブラ6!後方下に敵機!!≫
僚機が専用無線で叫び、瞬間的に操縦桿左の白いレバーとスロットルを引き、エアブレーキを作動させた。
「ぐ・・おおおおお!!!」
非常に強い前に引っ張られるGを感じた。目玉が飛び出そうになるほどのGを耐え、スロットルとエアブレーキを戻し、レバーから手を離すと敵機が正面に現れていた。すぐにレテイクルをあわせ、機銃弾を放つ。
ヴァアアアアアア・・・ガンガンガン
敵機に数発だけ命中した。すぐに敵機は旋回を始め、射線から逃れようとするのを、今度はA/Bと操縦桿右の赤いレバーを引いて空戦エネルギーを戻しながら追い始める。このレバーはロケット推進システムで右のレバーは後方に噴射し、左のレバーは前方に水素ロケットを噴射する。そして、このロケットは水があれば半永久的に動作できるシステムだ。これも刹那が考え付いた事で、エンジンから発せられる電力によってインテークから入った水分を電気分解、旧軍の酸素魚雷と同様に最初は窒素と混ぜて爆発しないようにし、段々水素の純度を高めて噴射口で酸素と混ぜて爆発させる。こいつは低空であればあるほど有利で、天候が悪ければ悪いほど有利になるという変わった性質を持っている。無論、噴射口はステルス性も考慮されており、チタニウム合金の上に密接に取り付けられたファイン・セラミックによって完全にレーダーからは隠れる事になる。問題は大きさと重量だが、戦闘機に内蔵してもギリギリの大きさだったので急遽教導隊の「疾風」「烈風」に取り付けられた。重量は0.5tもするのだが、そこは上手くパイロットの技量で補っている。
≪イヤッホウ!!此方コブラ2!!F-15S/MTDをスプラッシュ1!!!!≫
≪良し!此方コブラ4!F-14をスプラッシュ1!!≫
≪コブラ5!!後方に4機!!≫
≪大丈夫だコブラリーダー!!すぐ振り切る!!≫

僚機も奮戦しているようだ。敵のSu-47はかなりやるが、時間の問題だった。
(・・・・ケツを取ったぞ!・・!?)
敵機がレテイクルが合わさる直前に別の機影が自機を抜いて行った。
≪コブラ6!!こいつは任せろ!!後ろにつかれるぞ!!≫
そいつは今迄多くの敵機を落とし、その煙や細かい破片を受けて灰色の染まったファントムだった。振り返ると確かに敵機が付いてくる
「ウオ!!気付かなかった!!済まない頼むぞ!!・・・良し、こいつに乗った頃のサーカスを試すか!!」
すぐに機を左ダイブさせて気速を増させる。そして、機を引き起こしずっと操縦桿を引いていく、スロットルを下げ、左に踏んでいたヨーフットレバーを緩めそして思いっ切り右フットバーを蹴飛ばして操縦桿を軽く右に倒した。この時の状態は背面状態で速度は150ノットと失速寸前である。すると機体は右に滑る様にして追って来ていて上昇中のSu-47の後ろを取った。すぐスロットルを戻し、レテイクルをあわせた。
「堕ちろ!!」
ヴァアアアア!!!!!
機銃弾は正確に敵機に向かって行き、あっと言う間も無く火球と化した。
「・・こいつの旋回性能と安定性と軽さは世界の第五世代の中でも最強だからな。お前等前進翼ごときに引けは取らん」

エリアB7R「円卓」 11:24
「く・・・流石はカプチェンコ・・こっちの特性を掴んでるって訳か」
刹那はカプチェンコのSu-47を追っている。だが、機体性能ではあちらが上だ。いくら改良を加えたって元の性能から引き上げられるのは限度がある。今はX-6エンジンの強力なパワーで敵機に喰らい付いてはいるが、問題は強烈にかかるGだ。人間も機体も強すぎるGに限界が近づいていた。
「クソ・・・中々、捉・・えら・・・れんな・・・」
旋回の高いGに意識を持ってかれそうになるが、必死に堪える。
「ッッ!!!!・・今度・・はシザースか!!」
敵機が右左右左と旋回を始める。それに付いて行く刹那。だが段々、前に機体が出て行ってしまう。
≪堕ちろ小僧!!≫
カプチェンコは半ば絶叫するように言った。刹那は即座に機体をコブラの体勢にする。
ヴァアアアアアア!!!!!
機銃弾が近くを通り過ぎた。死ぬ直前は不思議とスローモーションが掛かった様に機銃弾が見える。だが、幸運な事に全弾外れた。コブラから機体を戻し、正面に突き出たカプチェンコの機を捉えた。
≪なっ!?しまった!!≫
「終わりだ!!」
ヴァアアアア!!!!ガンガンガンガンガン!!!!!!
20mm機関砲が火を吹き機銃弾が右主翼とカナードを撃ち抜いき、カプチェンコは機体から脱出した。
「・・・・・」
刹那は何も言わずに、機首を宙に浮かぶカプチェンコに向けた。

fin
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