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第三十八話:We Are Not Hero And They Are Not Unsongs

12月30日 ベルカ国内 Z基地敷地内 01:20
「9時方向!!敵装甲車!さらに随伴歩兵確認!!目標照準・・・撃ーーーッッ!!!!」
ドウン!!!!・・グワッ!!!
「命中!!撃破確認!!」

戦闘は熾烈を極めていた。此方も負傷者が50名中6名出ている。だが敵には数十倍に上る死傷者が出ていているが、敵の敢闘精神――ファイティングスピリットはまだ衰えていない。
「F-2より支援要請!!一時方向!!」
「了解!!目標、敵兵郡!!射ーーーーッッ!!」
ドン!!・・・グワッ!!
「nice shot!!敵を蹴散らした!!次!!」

90式戦車5台と89式歩兵戦闘車2台は基地内を縦横無尽に駆け回りながら敵を攻撃し続ける。上空でも北方海域の艦隊に攻撃を仕掛けて帰還してくる部隊を心神、烈風、疾風、各5機、計15機がサイクルで入れ替わりながら迎撃をしている。
「G-1より報告!!敵GCI、タワーを制圧!!」
「了解!!各車両へ!!もうすぐ制圧可能だ!!踏ん張れ!!」

状況は優勢、だが予断を許さない状態だった。艦隊にも何隻か被弾し、撃沈はしてないものの「ムラサメ」は戦闘継続は不可能と報告を受けた。
「さて・・・こっちはもう大丈夫だが・・海も本当に大丈夫なのか・・・」

ベルカ 北部海域 01:35
「クソオオオ!!!!沈めてたまるかあああああ!!!」
ムラサメは00:48に対艦ミサイル一基被弾し、現在も弾薬庫に引火させまいと決死のダメージコントロールをしていた。幸い死者は出てないが負傷者が多く、ダメージはかなり深刻だった。
「負傷者二名発見!!救護班!!医務室に!!!!」
「レーダーの回復は何時頃か!!・・・何?後二時間?遅い!!!!一時間にしろ!!」
「馬鹿野郎!!お前等何やってんだ!!木の当て方が違う!!!!艦を沈める気かァ!!!」
「負傷者は何名だ!!さっさと集計せんか!!・・・・何?58?クソッ!!!」

命中した箇所はヘリ甲板に一発だけだったが、対潜ヘリの潤滑油、航空燃料に引火、火災が一気に広まった。
≪僚艦、ハツユキより報告!!ワレ ザンダン ザンヨ ナシ!!≫
≪僚艦、アタゴより報告!!ワレ カサイ チンカ コレヨリ セントウヲ サイカイスル≫
≪敵第六波、撤退!!総員、ダメコンに全力を注げ!!≫
≪現在、傾斜左舷に5度!!右舷バイタル区画に注水!!左舷ちょい排水せよ!!≫

艦隊は数隻被弾したが戦闘継続不可はムラサメだけだ。そのムラサメもあと2時間で戦闘を再開できる。撃墜数は第一~第六波までで約130機中52機。相当敵戦力を削った筈だ。
「こっちはもう楽になったな・・・後始末は頼むぞ!!連合軍!!」

アヴァロンダム 管制室 03:00
「・・・第六次攻撃隊・・全滅・・です。Z、Y両AB(空軍基地)沈黙・・・健在は、XABだけです」
通信員から報告を受け、愕然とするラリーとジョシュア。いきなり現れた不明勢力の艦隊による陽動作戦。Y・ZABの奇襲攻撃・・・これにより7割以上の戦力を失った事になる。これでは連合軍の攻撃は防げない。その奥でカプチェンコは少し微笑を浮かべていた。
(流石はノースポイント。兵力が足りなければ、練度と戦術で完全にカバーするのか・・私の読み通りだな・・やはり世界の君主にはあの国が相応しいのかも知れん・・・・)
そこまで考え、ジョシュアに進言した。
「・・・・ジョシュア、こうなってしまった以上。我々が迎撃せねばなるまい・・・出撃許可を」
それを聞いたジョシュアは、少し考えてから言った。
「良かろう・・但し、パーマーとアシュレイとヤコフ・サイフーリンも連れて行け・・あんた等だけでは戦力は足りない筈だ」
カプチェンコはすぐにジョシュアの考えを読んだ。自分を逃がさない為に、彼等を付けるのだろう。確かにこの国境無き世界の最強チームなら奴等、第六航空師団には勝てるだろうが、99.9%の確率で最新鋭機を持ち単機でも「鬼神」を軽く手玉に取れる程の練度を持つノース・サウスポイントの飛行教導隊「コブラ」には勝つ事は出来ない。それをカプチェンコは知っていた。
「了解だ・・・・」

fin
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コメント

ちょっと6に浮気していたら2話も進んでるじゃないですか。早すぎますよ・・・。

タイトル、いいですねぇ。なんだか5を彷彿します。
無意味に死に急ぐのではなく、これからの未来のために己を差し出す。おいそれとはできないことを実践している彼らの姿を見ていると、なんとも言い様のない気分になります。

物語りも終盤に指しかかってきたようですね。最後までお付き合いさせていただきます
コメントが遅れました
砂金は6にかじりついている為、コメントが遅れました
申し訳ありません

とうとう始まった国境無き世界との戦争ですね
刹那や、こちらのサイファーの絡みが気になります
そして、定期的な更新に敬礼

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