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第三十三話:裁き②

6月25日 オーシア オーレッド ???
「主文、被告人に禁固31年に処す」
裁判官はたった4回の裁判で判決を下した。本来なら弁護士も付いて良いのだが、表向きには出来ないので、それすら許さず手っ取り早く始末する必要があった。
「フッ・・思ったより軽い刑罰だな」
苦笑しながらも余裕の表情を出す刹那。元から死刑を覚悟していたが、ありとあらゆる証拠を用いて正面からぶつかって行ったら、存外にも31年の禁固、いや隔離と言う刑罰になった。
「被告人は、数ある証拠を提示し、我々に誠意を持って応じてくれたが、反省の意図が感じ取れないため禁固刑に処した。異論はあるかな?」
裁判官は今にもにやけそうな顔を如何にか普通にしようとしたが、刹那にはバレバレであった。
「じゃあ、あんたの飼い主に言っとけ。いずれ、後悔しても知らん、とな」
ニヤッとしながら、警備兵につられて退室した。
「貴様は、サンド島行きらしい。そこでじっくり後悔するんだな」
牢獄に戻る間に警備兵にこう言われた。
「やーれやれ、もっと涼しいとこは無いのかい・・・」

ノースポイント 首相官邸 14:00
「総理!これは一体如何言う事ですか!?」
「総理!!これから如何責任を取るんですか!?」
「総理!!何故遺骨が返還されないのですか!!??」

マスコミ達、いやむしろマスゴミ達が官邸室に向かう総理に質問の雨あられを掛けて行く。此方では刹那は既に事故死していると報道されたが、それで何故か彼の遺骨を返還要求しないのかで大荒れしているのと、SOGの自衛官が戦場各地で実戦を行なっていたという事が漏れた為だ。
(いい加減にしろッッ!!クソ共ッッ!!)
総理や護衛のSPのストレスは限界に近づいてた。そしてマスコミは邪魔な有名人等を入れてないNHK(ノースポイント放送局)を除き、こぞってこれを叩きに叩いた。自衛官達の家でも市民団体と言う左翼に家に石を投げ込まれるは、罵声は浴びせられるはで、荒れていた。警察はこの対処に追われていて治安はかなり悪くなった。刹那が帰還すれば、この様な事は有り得なかったのだ。自国民が、しかもつい6ヶ月まで国を守っていた国に忠実で優秀な人間が事故死は有り得ないと・・つまり殺害説が急浮上した。
「もう、辞めた方が良いな・・・疲れたよ・・」
総理は疲れきった声で言い出した。

6月26日 オーシア サンド島 04:00
「中々、良いバカンスになりそうだな」
飛行場に降り立った刹那はガラッと周りを見た。そこはまだ大した開発も進んでいない飛行場と僅かな建物と後は自然があるだけだった。どうやらベルカ戦争で建造がうやむやになった基地らしい
「貴様は監視カメラで監視される。この島は絶海の孤島、逃げられはせんよ。週一回食料を届けに来る」
兵士はこう言うと自分を運んで来たC-1に乗り込んだ。
「フン、なめないで欲しいな」
そう言うとすぐに建物の中に入った。
「一応、生きられる様にはしてくれているんだな」
周りを見ると生存には必要なものは全て揃っていた。
「いずれ、此処を抜け出すし、なんら怖いもんは無い」
ニヤッとしながら取り付けられたカメラを見た。
「こんなんで禁固のつもりとはな」
飽きれ半分で言うと体力消費を防ぐためさっさと寝る事にした。

オーシア オーレッド ??? ???
「外務次官殿、本当にあれだけの処置で良かったので?」
刹那を裁いた裁判官は、外務次官に聞いた。
「やり過ぎたら、最悪ノースポイントと戦争になる。それだけは何としても避けねば、な。今戦争をしたら、こっちが負ける」
量では圧倒的なオーシア軍だが、相手は世界最強、最先端、最高の質を持つ自衛軍である。さらに核戦力をたった3個分隊に壊滅されたのだから、量では敵わない敵だ。
「・・所で、A級戦犯の方も、ノースポイントの邪魔で誰一人極刑にはなってないんでしょう?一体、何を考えているのだか・・・」
裁判官は飽きれた様な声を出した。それどころか、BC級も軽い罰のものが多い。勿論、民間人を盾に使った奴等は別だ。
「奴等は、我々にとって大きな障害であり、大きな戦力だ。簡単には拒否れんよ」
外交官はこう言うと、窓の外からオーレッドの街を見下ろした。
ドシュウ!!ブシュッ!!
その瞬間二人はこめかみに12.7㎜弾を喰らい、頭の1/4を失い脳漿と血を吹き出しながら後ろに吹き飛んだ。
「任務完了っと。終わったよ、Dr」
0.8㎞離れた先に対物ライフルを持った女はバデイと共に自らの主人に報告をした。
≪了解した。・・・フフフ・・これで俗物が消えたな≫

fin
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コメント

拝啓(?)
今現在、ディレクタス編第3話を執筆中のサンダーです

>増すゴミ
あ、やっぱりあなたもそう思ってましたか…
今日の報道をあり方、特に取材中の報道関係者の無節操な行動は目に余るというか、ゴミ袋に入れて捨てたくなりますね
でも、それぐらいやらないと給料もらえない状況を作った上の人間や、成果主義の報道がこの事態を招いたとも考えられますね

>12.7mm
使っているのはなんですか?バーレット?ゲパード?それとも、ビック・バルですか?
凄い、オタクねたですけど(笑
とりあえず、50Calで掃射される「増すゴミ」を頭の中で思い描きつつ、次のお話をお待ちしてます

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