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第二十五話:特攻作戦

5月27日 ベルカ ガルデンブルク基地 ハンガー 0:00
「ふむ・・・・厳しい情勢だな」
さっきから引っ切り無しに最新情報が入ってくる。30秒に一件位で。その全ては各国の情報部に居る、内部協力者の情報だ。コードネーム「Letzte Bataillon」指揮者には最大で10個大隊と一航空隊の指揮を求められる。その情報はこうして届けられるわけだ。
「連合側は計79発、ベルカは20発の核が存在し、その内連合79発、ベルカ13発の場所を特定し、防衛戦力は約一個小隊~2個小隊・・か。・・・ん?これは・・・」
核戦力を大体まとめてみれば、かなりの戦力だ。いくら一個旅団あるとは言え、厳しいものだ。そして判明しているものでも興味を引いたのは、「Ⅴ2」のプロトタイプがベルカ公国首都、デインズマルク首相官邸地下250メートルに配備されている物だ。
「首都となれば一時的に制空権を確保してヘリで行かないと無理か・・・」
他には艦艇に搭載されたものや、偽装してある基地にある。これらは艦艇はSSTや特別警備隊に任せりゃ良い、基地はSAT、レンジャーにやらせる。装備品は個人用携帯火器はニューナンブリボルバー、SIG-P220、9mm機関拳銃、89式小銃、64式小銃、M26A1破片手榴弾、M249ミニミ軽機関銃、M24対人狙撃銃、新式の小銃てき弾。
通常の分隊に付き一つ以上ある兵器。84mmカールグスタフ、FIM-92スティンガー、新式対空ミサイル「SAM-2」、新式多目的ミサイル「LMAT」、軽装甲機動車、又は新式装輪装甲車、又は高機動車、各種戦闘・偵察・輸送ヘリ。
ステルス試作戦闘機「心神」の武装はM1A2バルカン、ASM-1、2、AAM-5、AAM-4、60mmロケット、500ポンド誘導爆弾、クラスター爆弾、そして零式奮進弾。
SST、特別警備隊の所属の隊員の部隊は5人乗り高速潜水艇と高速ミサイル艇を所持している。
「・・・何所までやれるか解らんが・・・やるっきゃないな」
自分を鼓舞し、気合を入れ直す。自分の双肩に、この世の行方が掛かっていると言っても過言ではないほど非常に重要で困難で簡単な任務内容。
「失敗は許されない・・・戦い抜くしかないか」
失敗すればベルカ側から核が20発発射され、報復に何十発の核が叩き込まれる。犠牲者は数億人に昇るであろう。そして世界の大半が風に乗った死の灰によって汚染される可能性がある。そうなれば破滅するのは目に見えている。防衛省と総理大臣宛にメールを作り出した。
≪此方Letzte Bataillon総隊長、ブロークンアロー作戦発動準備良シ、指令ヲ≫

ベルカ ガルデンブルク基地 談話室 05:00
「・・・・・」
周りは静かだ。何の音もしない。電気もついておらず、まるで無だ。
「・・・今日・・か」
電子時計は5月27日と表示している。
「オペレーション、バトル・アクス・・・・」
随分前から聞いていた円卓への侵攻作戦。戦斧とはよく言った物だ。
「さて、と・・・準備するか」
行く先はハンガー、オペレーションバトルアクスの迎撃とは別の独自の作戦に出る事にした。
「これが上手く行けば・・・何百人かは助かる」
機体には既に零式奮進弾と機関砲弾が搭載されていた。
「第二次天一号作戦、これより開始する・・・征くぞ、相棒」

オーシア ハイエルラーク基地 12:00
「さっさと砲弾積め馬鹿野郎!」
「それはサイドワインダーだろーが!こいつはアーチャーだよ!」
ハイエルラークは騒然としていた。バトルアクス作戦の発動により、戦闘機が引っ切り無しに飛んでいく。
「爆撃機が邪魔だ!さっさと移動させろ!!」
この後の作戦に備えたB-52H爆撃機は約40機が集結していた。
「ん?おい・・なんだよあれは・・・」
整備員の一人が空を指した。その方角には、白煙が見える。
「雲・・・じゃないぞ・・・今日は雲なんて無い晴天の筈だ・・・」
すぐ傍の奴もそれを見上げた。
「ま・・さか・・・敵機来襲ーーーー!!!!!!!!!!!!!
整備員達の声はそれで最期になった。零式奮進弾が炸裂し表に居た機体も肉体も蜂の巣、血だらけになり、火焔地獄となった。

ウステイオ クレスタ基地周辺上空 12:40
「さあて、がら空きの基地を攻めてやるか」
≪アタック、レデイ≫
エースストライカーの攻撃準備完了の合図を聞くとほぼ同時に、AIを抜き取った。
「さてと、逝くぞ」
一気に愛機の高度を下げて、レーダーの死角を付く。
「もうちょっと・・・あと少しだ・・・」
ようやくレーダー網から抜けると着陸態勢に入った。
今度は敵地強行着陸して敵の爆撃機を可能な限り潰すのが目的だ。
「タッチダウン!」
ギュッ
着陸し周りを見る、どうやら味方と思い込んでるらしい。
「これならどうかな?」
フットバーを蹴り、機首を野外駐機所の爆撃機に向けて動かしながら、トリガーを引いた。
ヴァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア・・・・
ズウンズウンズウン・・・グワッグオッ
ようやく気付いたらしい。相手は動揺している。
「さて出るか!」
キャノピーを開けて外に躍り出る。両手に13mm拳銃を持って飛び出た。敵の警備兵がライフルを撃って来る
「邪アア魔アアアをォオオすウウゥるウウゥゥなアアアア!!」
セツナは常人のスピードではない速度で突っ走った。その速度90km/h。無論強化義足のお陰だ。あっと言う間も無く警備兵との間を詰めると肘を喰らわせた。警備兵の頭が破裂し、血を噴き出しながら、斃れた。
「ば、化け物めええ!撃て!撃つんだ!!ギャハアッッ!!」
13mm拳銃が火を吹いた。13mm炸裂弾によって敵兵達は成す術も無く、体の一部ごと吹き飛ばされ、死んで行く。
「クハッ・・クハハハ!脆い・・脆すぎる!この程度か!!」
そう言いながら爆撃機を壊し始めた。爆薬など必要なかった。思いっきり殴れば、装甲は凹み、エンジンや燃料を13mm焼夷弾で撃てば爆発した。
「ククク・・・」
ニヤッと笑いながら壊し続ける。
ガガガッタタタッ!
「チッ敵の増援か・・退くぞ!」
増援部隊が現れ、撃って来た。愛機に飛び込み、牽制射撃しながらエンジンを再動させ、離陸して退いた。

ベルカ ガルデンブルク基地 ハンガー 16:00
愛機のチェックを終えたセツナはどんよりとした空気に気が付いた。
「さて、戻って来たのは良いけど・・円卓陥落しちゃた見たいだねえ・・・」
場の空気を読み、あえて触れない様にした。噂では増援に来た第六航空師団によって円卓から追い出され、この基地の戦力は2/3になってしまった。その代わり連合軍も作戦機の45%損失と痛い目にあう事になったが。
「まあ、いい気味だよ。どっちも潰し合うが良いさ。お陰で動き易いからな。」
ちょっと声を低くしてぽそりといった。

fin
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コメント

拝見しました
なんだか暴走気味の連合国、ベルカ、セツナ(ww
このまま、ホフヌングは焼かれるわ、核は落とされるわ、セツナ三尉はハヤシ一尉とのこと忘れてるよう泣きがするわ、そんで帰ったらボコボコニされるわ(笑
とんでもないことになってしまうのですね

今後も期待してます

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