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軍事研究第31回:C-Xについて

C-XことXC-2に関してのまとめ

比較対象の情報を探っているうちに一カ月以上もかかってしまったのであるの巻

XC-2はエンジンをB-767と同型のCF6-80C2型エンジン(推力:約27.9t)とし、大きな推力を得ている

これは短距離離陸性能と高速化を両立する為であろうが、民間機と同じエンジンとあって、何かあった時にも民間の部品を使用できるのは大きい

航空自衛隊型のXC-2の最大離陸重量は120t、民間型は160tと推測されている

XC-2の最大の特徴は、輸送機としては極めて早い巡航速度であろう

C-Xは26トン~37トンの貨物を積んで「民間貨物機と同じ速さ」で、5000km以上飛べるという民間型のスペックが仮にも正しいとした場合、B-767が運べないかさばる貨物を貨物室が大きい(貨物室容積256㎥、貨物室の高さはKC-767より遥かにある)ので積める上に、荷降ろしが直接可能なので荷役設備が整っていない飛行場にも対応できるし、B-767や、米空軍の戦域間輸送機が離着陸できない短い滑走路にも対応できる

その上、民間機と同じ速度で飛べるならば民航機の航路を直接使用できるので運用上民航機を気にする必要が無くなる等のメリットがある

まあ、燃費の良いターボプロップエンジンの方が速度を犠牲に航続距離は延びるんでしょうけどね

そんな戦術輸送機としては高速で大型なXC-2にも積めないものは当然ある。C-1やC-130Hに比べれば格段に減ってはいるが

CHFの日記-と言う名の駄文倉庫より
http://d.hatena.ne.jp/heinkel/20100126

名称:幅:高さ:長さ:重量
TKX:3.24:N/A:9.42:44(40)
90TK:3.4:2.3:9.8:50
74TK:3.18:2.25:9.41:38
87AW:3.18:4.4:7.99:38
99HSP:3.2:4.3:11.3:40
90TKR:3.4:2.7:9.2:50
78TKR:3.18:2.4:7.95:38.9
大ドーザ(?):4.365:3.485:6.83:22.1
91TKB:3.2:4:10.9:41.8
CH47JA:4.8:5.96:15.88:22.68
MH53E:4.8:8.65:22.35:31.6
MCH101:4.61:4.11:19.3:14.6
CH47JLR:4.8:5.96:15.88:22.68
各坐収容機:5:5.15:22.9:111.8
トートラ:3:1.575:8:47.9



TKは主力戦車、AWは自走対空砲、HSPは自走砲、TKRは戦車回収車、TKBは戦車橋の事である

基本的に中型以上のヘリは重量以前にローターだったり、横幅が広いとか、高さがあるので無理があるが

同じURLより、各種輸送機との比較

貨物室寸法(m):ペイロード(t):貨物室容積(m3):ランプ部容積(m3):1t当り容積:1t当り断面積
C-2:16+5.5*4*4 37.6:256:70.4:8.68:0.425
C-1:10.6+2*2.6*2.5:8:68.9:10.4:9.912:0.812
C-5:36.91+7.16*5.79*4.11:120:878.343:136.308:8.455:0.198
C-17:20.78+6.52*5.48*3.76:77.519:428.167744:107.474:6.909:0.265
C-141B:28.4+3.4*3.1*2.78:40.439:244.751:23.44:6.632:0.213
C-130:12.31+3.12*3.12(3.02)*2.74:19.09:105.235:20.653:6.594:0.447
An-124:36.47+5.08*6.4*4.4:150:1026.995:114.442:7.609:0.187
An-70:19.1+3.3*4*4.1:47:313.24:43.296:7.585:0.348
An-22:26.4+6*4.4*4.4:80:511.104:92.928:7.55:0.242
Il-76MF:19.6+4*3.66*3.25:60:233.142:38.064:4.52:0.198
A400M:17.71+5.4*4*3.85:37:272.734:66.528:9.169:0.416



※CHF氏曰く「ランプ部容積はかなり適当、貨物室容積もあまり正確とは言えない、でも調べてたらキリが無い」との事、一部読みやすいように改変しています

性能的には現在大炎上中であるA400Mと似ているが、ペイロード30tで4500km・ペイロード20tでは6600km飛行できるA400Mと比べても航続距離の点でXC-2は勝っている(XC-2は30tで6500km)

最大の差は巡航速度だ。XC-2の巡航速度マッハ0.8(高度1万2千mで980km/h)なのに対し、A400Mはマッハ0.68-0.72(833-882 km/h)と遅い

民間機からすれば胴体が太くて速度の出ない輸送機は民間航路に居ると邪魔である場合が多い。車と違って追い抜けばいいと言う物でもない(追い抜いている間はレーダー画像から見ると重なって見えるので、管制官の指定した高度次第では空中衝突の危険がある)

XC-2は、大推力エンジンを採用して高速化を成功させる事で戦術輸送機に良くあった「遅い」という事を無くした。この点は民間航路を使用する際に大いに役立つだろうし、民間機として売りに出す際にも顧客にとってはうれしい事である(足の遅い航空機は基本的に管制から後回しにされるので、事前にキチンと飛行計画を練らなければならない)

また輸送機の特徴であるランプにより、民間の貨物機が発着出来ても荷降ろし出来ない様な空港でも荷物を降ろせる

さらに、短距離離着陸能力は滑走路が破壊されていた場合等の軍事的にも、滑走路が極端に短い空港で扱う民間航空からしてもありがたい事だろう

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