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軍事研究第26回:即応部隊の今後、自衛隊「海兵隊」の可能性

今回は即応戦力についての話だ

日本には陸自に中央即応集団がおり、空自の輸送部隊・海自護衛艦群共に命令があればすぐさま対応できる様にローテーションを取っている

しかしながら、海自の艦艇は度重なる海外派兵によってローテーションはかなりきつくなっていると聞く

陸自においても、ジプチの海自P-3Cの護衛やPKO等で一部部隊を送っているが、今後のアフガニスタンでの活動なども視野に入れると、国防の現状を維持しつつ送るのもきつくなってくるであろう

そこで、陸海空自衛隊とは独立した「海兵隊」を新設してはどうだろうか

新設、といっても人員や組織を0から作る訳ではない中央即応集団の派生に当たるものだ

さらには陸海空自衛隊の航空・海上部隊も巻き込んだ大規模な改編でもある

基本的に海兵隊は海軍の傘下だが、海自にそれほどの戦力がある訳ではない

なので、海兵隊の歩兵は陸海空自衛隊の志願者から募る

指揮権に関しては米海兵隊では大統領が直接の命令権を持ち、議会には決して左右されないという利点がある。それを見習い、防衛省もしくは首相直轄部隊として活動する

海兵隊、と言うと敵前上陸を思い浮かべる人も多いが、外国の自国大使館の警備などの即応性を要する懸案に対応できる完全な即応戦力である

さらには中国や韓国が離島への攻撃を仕掛けた時の反攻戦力として主力として担当させる戦力だ

編成は4千人・4個連隊でローテーションで任務を振り分ける。

任務1:離島奪還任務・2個連隊(1個連隊は対馬方面担当、もう1個連隊は南西諸島担当)

1個艦隊の旗下に1個連隊。補給艦艇も随伴する

編成:ヘリ10機、空中機動化普通科中隊(200名)2個、高射部隊1個中隊、特科部隊1個中隊、必要に応じて空自の輸送機による空挺降下作戦やCASを受けられる様に前線航空管制官が各普通科小隊に2名以上

任務2:海外派兵/邦人保護任務・1個連隊

海外即応戦力の編成。空自輸送機のある小松/入間基地、遠距離用の政府専用機のある千歳基地に展開。任務に応じて派遣部隊を調整する

海自艦艇の派遣の際にも必要に応じて乗艦する

任務4:後詰戦力・海外研修・国内部隊への教導任務・1個連隊

以上を1年程度のローテーションで回しながら運用すると言うのはどうであろう

防衛相、もしくは首相直轄で、任務1・任務2の邦人保護の場合のみ国会の事後承認という形を取れば法的にも大きな問題は無いだろう

中国・韓国・ロシアや各国でテロや軍閥などの危険が跋扈している現状からみて、それらに完全に即応可能な海兵隊、そういう組織があっても良いのではないのだろうか?


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コメント

コメントありがとうございます。まさか現役の方からコメントを頂けるとは思わなかったです

>海自の人員

確かに・・・そこは想定外でした。自分は陸と空が主な分野な物なので・・・勉強不足でしたね

戦闘要員の多くは中央即応集団が中心となって陸自の普通科・(戦闘)施設科から募るとは考えていました

空自+陸自ヘリは輸送・近接航空支援・負傷者後送等の航空支援、海自はLACAやDDH・輸送艦などの輸送と艦砲射撃支援の連絡要員的な、言わば陸海空自衛隊+海兵隊の共同統合運用調整所を設けておき、前線にも連絡将校や観測要員として配備させる考えでした(要は後方支援要員)

共同統合運用調整所を分かりやすく解説している元自の方のブログです。常々参考にさせていただいています

http://kuon-amata.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/bjocc.html

>空自内で定期便が大きく減ります

輸送機のある小松や入間に緊急邦人救助隊を置くのは、コブラゴールド等の訓練から見て、輸送機に飛び乗って出撃出来るような施設が整った基地だと考えたからです

コブラゴールドの様な外国での急速な治安悪化の場合は邦人の脱出を急がせねばなりませんが、そこが東南アジア地域であればC-130であっても比較的素早く展開できると考えたからです。そこに展開した海兵が活動するのは1週間から、長くても1カ月程度、と考えています

当然距離が遠くなれば千歳基地に配備した海兵を政府専用機や当初から指定しておく民間航空のチャーター機に乗せて対処する考えです

海兵隊の活動は短期間(1、2カ月以内)の集中運用であると考えています。しかし、政府が望むのであればある程度の長期的活動も視野に入れるべきと考えています。なので、海外派遣時の輸送に関しては現地の他国軍や警察・消防との調整も含めて民間機などの大型機で送るべきだと考えています

その為に任務4にあたる海外研修(PMCや欧米の軍等)や特殊作戦群の経験が大きな可能性を秘めると考えています。あくまで4000名の海兵隊を揃えるのは5年、10年単位の長期的プランです

いきなり4000名も集まるとは思えないので、5年程度のスパンでそういった環境を取りそろえて1年で2個中隊クラスを作り上げる程度で進めていけるのではと考えています。当然新規の隊員にも大きな期待を寄せています

自衛隊では特例だと思いますが、国際連合公用語英語検定資格所持者等には特別給与等の特待扱いをしようと思っています。そうでもしないと、語学教官がとても足りないと思いますからね
どうも、お邪魔させて頂きます。こちらでは初めまして、T-2改です。
自衛隊にさらに追加で海兵隊ですが、いかんせん定数を揃えるのが一番の難題となりそうです。
海自は(人伝に聞いた話なんで参考レベルに留めて欲しいですが)護衛艦の乗組員が現在かなり不足しがちな傾向にあるそうです。志願式にして隊員を募るにしても、人数不足で志願してくる者が少なすぎれば海と言う分野で新組織の海兵隊は能力不足になってしまう恐れがあり、不足を埋めようと建前だけの志願でやって来たやる気のない隊員が来たり陸と空にしわ寄せが来たりとする可能性はあるんじゃないかと思います。
あと空自に関しては、当然海外派遣となればC-130(将来的にはC-X)の出番となります。ですが、イラク派遣の時もそうだったのですが輸送機を海外に派遣している時期は空自内で定期便が大きく減ります。もちろん普段の訓練や補給に支障が出ることはありませんでしたが、輸送機ならひとっ飛びで来る物資が陸路になって時間がかかったりといくらか不便になることがありました。心配しすぎと言えばそれまでですし、そこら辺は輸送機の定数を増やすなり(国際貢献のためとかなら予算も通りやすそう)すればいい訳ですが、首相の鶴の一声で輸送機みんな持って行かれて国内の通常部隊が困るようなことにならないかと言う懸念があります。
あと、海外派遣となれば体力や武器だけではなく語学力もある程度必要となってきます。志願してきた全ての隊員がペラペラならともかく、必ず教育訓練が必要となってくるでしょう。イギリスのSAS隊員の養成コースにも語学分野がありますが、各分野の訓練において語学訓練が一番自殺率が高いそうです。陸自出身ならともかく空や海では地上戦闘の訓練は未だに不慣れな部分もありますから、そこもまた訓練しないといけません。
以上の点を考えますと、首相直属の新部隊、新組織は実際出来上がれば非常に活躍が期待できるでしょうけど、そこに至るまでの道のりはかなり険しいんじゃないかと思います。
私としては陸海空から人員と装備を引き抜いて新設するより、今やってる陸海空の統合運用化をある程度モノにしてからにした方がいいんじゃないかと思います。
長々と失礼しました。たかだか一人、それも末端の隊員に過ぎない私の意見ですが、参考になれば幸いです。

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