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軍事研究第8回:弾道ミサイル防衛(MD)に関する事案

MD・・・それは弾道ミサイルの脅威を可能な限り減らす為に行なわれる迎撃ミサイルによる国土防衛である

世界初の巡航ミサイルV1が実戦投入されて以来、敵地への攻撃の第一撃は地上発射・航空機・艦船搭載のミサイル・ロケットによって行なわれるか、長距離の弾道ミサイルによる攻撃だ

それを防ぐには同じ様に発射する機体・艦船・施設・車両を直接・又は電子妨害で無力化することであった。だが、最新コンピューター技術そして超高度に自動化・リアルタイム化が進んだ防空網を成す高度なレーダー・赤外線・レーザー・衛星による監視技術を利用してレーザーでミサイルの装甲を焼き切って推進剤・炸薬を爆発させたり、ミサイルにミサイルを命中・近接信管によるエネルギーで破壊させる事も可能となった。

それの対弾道ミサイル用に特化したのがミサイル防衛システム、略称「MD」である

それの始まりは、敵弾道ミサイルに、非常に高い威力をもつ核を搭載した弾道ミサイルによる空中爆破である

しかし、宇宙・成層圏上部にて核兵器を起爆させれば「EMP」と呼ばれる一種の電磁パルスにより、ありとあらゆるコンピューターの回路が焼きつき、長年に渡りその爆破周辺地域で使用できなくなるのだ(真空管は除く※1)そして、第2波を防ぐのを困難にしてしまう
※1:真空管を利用し、システムがシャットダウンしないようにした兵器も70年代辺りまで使われていた。主な例としてMig-25がある。ただし反応速度は遅い

次にSDIと呼ばれる計画がアメリカでスタートした。(通称「スターウォーズ計画」)

これは宇宙空間にて衛星に搭載したレーザーなどをで弾道ミサイルを破壊するシステムだった。しかし、開発には巨額の予算が投じられたが、実現には至らなかった。この計画は当時の技術力ではあまりにも非現実的であったのだ

これを縮小・現実的な手段を用いた小規模弾道弾攻撃に世界規模で対応するのがGPALSと呼ばれるものだった(MDの基礎とも言われる)

そして、国家規模でもっと確実で現実的な防衛手段として研究されてきたのがBMDである

BMDの迎撃可能回数は3回のみ

1回目は上昇段階(ブースト・フェイズ)

この状態ではミサイルは上昇加速中であり、速度はさほど出ていない=迎撃が最も容易。しかし、迎撃するには迎撃兵器の有効射程まで接近せねばならない=発射兵器に護衛or防空網破壊等の事前攻撃を必要とする

2回目は中間段階(ミッドコース・フェイズ)

この状態はブースト・フェイズが終了し、推進剤の無くなった弾道ミサイルと共に巡航高度で目標に向けて地上概算でマッハ20近くまで加速し終えている状態=迎撃は最も難しい

3回目は終末段階(ターミナル・フェイズ)

設定された目標を完全に定め、弾頭が大気圏内に突入してきており重力に引かれて最も加速した状態=迎撃は索敵装置に確実に捉えられれば比較的容易。だが、EMPの効力圏内に自国の領土が入っている可能性がある。

しかし、これ等で撃墜するのを比喩として「発射された銃弾に、発射した銃弾を当てる」と言われるほど高度な技術力と迎撃時の即応性と高い対処能力が求められる

現時点で敵地への直接攻撃能力が高くない自衛隊が想定しているケースはミッドコース・フェイズとターミナル・フェイズでの撃墜だ。

マスコミで報じられるように

"「MD対応イージス艦のSPY-1レーダーで捕捉・追尾、RIM-161スタンダードミサイル・SM-3を使用してミッドコース・フェイズで迎撃」し、「地上のFPS-5レーダーとSPY-1で捕捉・追尾しターミナル・フェイズでMIM-104 パトリオット・PAC-3にて迎撃」する。"

これが、基本想定だ。しかし、これでは確実な迎撃性に不安が残る(100.0%被弾したくなければ、発射台を発射前に叩けば良いのだが)

そこで防衛省は早期発見・高ステルス性能を持つ弾道弾迎撃の為に衛星・航空機による監視技術、新型ミサイル・高出力レーザーによる全フェイズにおいての撃墜技術の研究をしている

前者はAIRBOSSと呼ばれる航空機搭載型赤外線センサーシステムと宇宙開発

後者は日米共同開発のSM-3 Block2を既に2014年配備を両国で決定しており、自衛目的のスタンドオフ攻撃(発射台だけを破壊する攻撃、今の自衛隊に敵地侵攻できるほどの輸送力はない)・THAADに相当する地上発射型運動エネルギー迎撃体の開発、そして2008年度には高出力レーザー兵器の研究、開発(地上発射型及び航空機発射型)に着手している。

しかし、北朝鮮のテポドン・ノドン(数の上ではノドンが上)の発射危機や中国の第二砲兵(弾道ミサイル専門の中国人民解放4軍の一つ)が此方に弾道弾を向けている事を考えれば多少遅すぎるのかも知れない。迎撃技術が完璧と言えるほど確率するまで、外交面で決して仮想敵国に弾道弾を撃たせない様にする事が重要なのだ

しかし、自衛官のイージス艦情報の他局流出やWinny等での国産兵器の諸元流出など、自衛隊・外務省等の関係部署内でもまだ情報管理が徹底されていない所も見受けられる

そう言った観点から見ても、厳しい罰則(懲役刑や高額な罰金)を設けて防諜というのを今一度下士官・一般隊員・公務員にも徹底させるべきではないか
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