HOME>スポンサー広告

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
HOME>SS

第8話:謎の組織

4月7日 ベルカ ガルテンブルク空軍基地 ネーヴェル隊舎 15:00
「はあ・・・」
ウェルは溜め息をついた。3対1でも勝てない奴がいるからである。しかも敵で今はその奴はベルカ空軍第1飛行教導隊所属のアドラー隊と模擬空戦中だ。
ギュワアアアアア!
「!戻ってきた!!」

ベルカ ガルテンブルク空軍基地 野外駐機所 15:15
「凄いな、あんた。撃墜されたのは初めてだ」
パトリオット・フォン・ツェッペリン中佐は日の丸をつけたファントムのパイロットを褒めた。
「そんな事はありませんよ・・・本気で戦って、25分も持った相手は初めてですから・・・戦えて光栄ですよ」
セツナは相手に恐縮しながら言った
「こちらこそ、こっちは教導隊なのに戦い方も教えてくれるとはね」
「はは・・・あ、今度はお得意の戦略シュミレーションの腕前を見せてくださいよ、大局的にどう考えるか参考にしたいので、それと報告が終わったら一試合しません?最近、体がなまってきまして」
「もちろん!!」
こんな会話をしながら、敵同士だというの階級差がかなりあるのに仲良く司令室に報告しに行った。
「・・・」
ウェルは陰からそれを見ていた。
(あの人は単純に強い相手と戦いたいだけなのか?)

ベルカ ガルテンブルク空軍基地 ネーヴェル隊舎 16:00
「ああ、いい汗掻いた。なかなかやるなあ中佐も。ん?」
セツナが戻ってきた。
「ウェル少尉!どうした!?」
何か考え込んでいるウェルに気付き耳元で声を掛ける。
「え!?あ!三尉!脅かさないで下さいよ。」
物事にふけていたウェルには寝耳に水の状態である。
「たく、私が敵だったらどうするんだ?」
敵だろうが、内心毒づきつつも、質問をぶつけてみた。
「あの、三尉。あなたは一体誰と敵対してるんですか?」
セツナは予想外の質問に一瞬目を丸くした。
「誰と敵対?何でそんなもん聞くんだ?」
ウェルはセツナに言われ反論した。
「我がベルカ軍と交戦した人だから聞いているんです。」
フーンと一拍おいて答えた。
「誰と敵対・・・ねえ。んー、しいて言うんだったら、ベルカの上層部。ま、ホントは誰とでも無い、出来る限りの人間、いや生命を救いたいね。私や我が自衛軍の隊員一人一人は力を持つ盾[イージス]なんだ。君らやオーシア・ユークのような矛や剣じゃない」
そう言うと、シャワー浴びてくると言って自室へと向かった。ウェルにはその言葉が重くのしかかった。
(そうだ・・・俺は・・・)

ベルカ ガルテンブルク空軍基地 司令室 18:40
<<ベルガー・アルデンホフ少将、君は敵を自基地に迎え入れて、尚且つ基地隊員とその敵と交流させているそうだな?>>
受話器から冷たい声が届く。
「は・・いえ・・その・・それは・・・」
返答に困る司令。
<<もし事実なら、君は反逆罪になる。それでも構わんのかね?>>
冷たい声は続けて言った。
「・・・」
(もう、これまでか・・)
と思い受話器を置こうとしたその時だった。
「!?」
「おいおい、随分言ってくれんじゃん。ラルドさんよ!」
横から手が飛び出て受話器を奪った。
<<な、何だ貴様!!>>
五月蝿い。侵略者が喋るな。貴様の弱みはキッチリと握らせてもらったぞ
その男はこう言うと、受話器を切った。
「セツナ三尉・・・」
司令はその男の名を言った
「これで良いでしょう。奴の弱みは私が握っているのですから。」
「どう言う事だ?」
「どの道この戦争、連合軍の勝利に終わります・・・そしてラルド家は多くの軍人や軍の関係者と接触し、この戦争をするように促してた確たる証拠を見つけました。さらに何かの組織に接触をしていました。様々な記録を探した結果、連合軍を含めてのメンバーで構成される大規模な組織が出来上がっています。現在、本国の防諜組織に照会をお願いしてるところです。」
セツナは一とおり説明すると、敬礼をして退出をした。

ベルカ ガルテンブルク空軍基地 ネーヴェル隊舎 19:00
「ねえウェル、あの人何時までここにいるの?」
マリーはウェルに質問した。
「セツナ三尉?隊長の話では14日までだって。」
「ふーん、あ、セツナ三尉。パイ焼けてますよ」
「ああ、有り難う。中佐の分も用意しておいて、私が持っていくから。」
「はーい」
(例の組織・・・かなり慎重に調べないと危険だな。傭兵の出来る奴まで手が回ってる・・・)
セツナは手に入れた資料を見ながらこう考えていた。

fin
スポンサーサイト

この記事のトラックバックURL

http://4253blog.blog115.fc2.com/tb.php/14-8a3ff3ec

コメント

早速採用いただき、ありがとうございます。

セツナ向かう所敵なしですね~。

四面楚歌のベルカ国内からどのようにクレスタに帰還するのかが気になりますw

今後も期待してるので執筆頑張ってください。
何でこんなに早いの…
イヤー早い、実に早い
私なんか足元の及ぶどころか、空にさえ上がっていませんね

ともかく、諜報能力まで備えたセツナ君
もはや、改名してスーパーセツナにしたらどうかね?

ラルド家の陰謀までつかんでしまった以上、これから大変なことになりそうです
今後も期待します

しかし、はっやいな~

コメントする

管理者にだけ表示を許可する

 

Template Designed by めもらんだむ RSS
special thanks: Sky Ruins DW99 : aqua_3cpl Customized Version】


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。