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軍事研究第28回:F-Xに関する事案

http://www.afpbb.com/article/politics/2666846/4949346

・・・マジですか

この記事を読んだ時に、一番最初に頭をよぎった感想はこれしかなかった

我々に軍事マニアとって「最も可能性が低いであろう」と推測されていた機体が採用される見込みとなった

F-35

第5世代機だが、空対空戦闘能力はウェポンベイに計4発のAAMと貧弱そのものである

改修次第では、短距離AAM2発分のレールを取り付け可能ではある

しかし、空自の中距離用空対空ミサイル:AAM-4こと99式中距離空対空誘導弾では大きすぎてそのままではウェポンベイに収まらないだろう

中距離空対空ミサイルは一体どうするのであろうか?

それに、自国での生産は前にも言った通り、不可能だ

現在撤退中の企業の人的資源の戦闘機産業への復活は絶望的、といっても過言ではない

つまりF-XX(F-15後継)での国産戦闘機の可能性はグッと低くなる

さらには、FMSによる最も早い配備であっても2014年、つまりF-4の退役には絶対に間に合わない

普通に待てば、優先顧客のイスラエルやシンガポールの分もあるので2016~18年前後だ

その時期になれば、韓国もF-35を購入し、中露も自前のステルス機を出してくる

要は将来の継空脅威と対抗するには、戦力不足だ(F-4が完全に退役した後に揃え始める為、編成に時間がかかる)

それにFMSでは部品供給がちゃんと出来るのか、激しく不安が残る

有事の際に「稼働率が低くて使えません」では、お話にならない

正直言えば、この決定を信じたくも無いし、支持なんてできない

・・・と思っていた矢先、この情報に続報が一切なく、さらには防衛大臣に公式否定された事が確認された

「次期戦闘機はF-35で内定」は誤報だった模様?防衛とリアリズム


Q:F-Xの話なのですけれども、一部報道でF-35の方向だということなのですけれども、現在の検討状況というのはどうなのでしょうか。

A:あの報道は全く根拠がありません。従来、我々が内閣を引き受ける前に、色々と省内で検討したりしたことがあったことのパッチワークのような話が出ただけで、あれについてコメントする気もありませんし、防衛省の方針があそこに表れているということは全くありません。


大臣会見概要 平成21年11月24日

・・・・・・マジですか?(2回目)

要反転→管理人(むう、驚かされた。UPを遅らせたのは続報が無いかしばらく様子見していたからです)

さて、今回はこれの続きとしよう

前にも言った通り、F-35は実質無理な話である

F-XXの為に繋ぎ機体を購入するのが一番現実的だ

F-4EJ改の後継機に求められている能力をもう一度纏めると

・長い航続距離
・高い速度性能
・高度な空戦性能
・低被探知性(ステルス性)
・対艦/対地攻撃能力
・航空自衛隊における円滑な運用
・国内航空宇宙産業育成

この7点だ

この条件の多くを満たす機体はF-15FX/SEだろう

F-15E

MASDF

EAGLET

WORLD MILITARY GUIDE


F-100/110とF-15の機体フレームの加速性能や空戦能力、航続距離は既に実体験済み

F-15Kにおいて、対地/対艦攻撃能力がある事も確認済みだ

また、AN/APG-63(v)4レーダーの発展性がまだあり、十分高性能である

防空軍的な性格を持つ空自には持って来いであろう

ステルス性においては、未だに不明瞭な点が多い

F-15の場合、直線的なインレット(空気取り入れ口)がエンジンのブレードを隠す事が出来ていないからだ

エンジンブレードはレーダー波を正面に跳ね返す大きな要因になる

これがリフレクターとしての機能を果たし、RCS値が400まで跳ね上がる事もある
出典:http://www10.atwiki.jp/fsx375/pages/97.html
【F-35】JSF総合スレッドPart 3【X-32】

RCS値
F-15---405
F-4----100
B-52----99.5
Su-27----1
F-16-----5
F-18E/F--1
Rafale----1
Typhoon--0.5
F-22-----0.0065
F-117----0.003
B-2------0.0014

正面RCS値 ロシア機は憶測
Mig-29-----1.8
Su-27.-----1.3
F-16.------1
F-2.-------0.9
SU-33-----0.95
F/A-22----0.000002
F-35A-----0.000017

まあ、電子戦支援能力次第でレーダーから身を隠せるだろうが、常に受けれるとは限らない

次の候補は、EF-2000ユーロファイタータイフーンだ

EF-2000ユーロファイタータイフーン

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トランシェ3が候補に挙がっている

トランシェ3では、AESAレーダーや最新の先進アビオニスク、さらに強化されたエンジンを積みこむ最終バージョンと言っても良い

トランシェ2まで問題であった航続距離はCFT(コンフォーマル型燃料タンク)により改善され、候補機の中では最も加速性能が高い

また、防御能力もトランシェ1から英空軍仕様機でお墨付きである

機体の9割は炭素系複合素材等の非金属、これにより第4.5世代戦闘機中最小の正面RCSを持っている

また、空対空戦闘能力を一切落とさずに複合任務に就く事も出来る、スィングロール機でもある

さらには一番有利な条件で売り込まれている機体でもあるし、航空産業にも貢献する機体であろう

しかしながらレーダーの性能がイマイチであり、F-2程度のレーダー視程と推測される

仮に採用するのであれば編隊間データリンクやAEW(早期警戒機)やAWACS(早期警戒管制機)、レーダーサイトや移動警戒管制隊の支援が重要であろう

最後の候補は、F-2の増産だ

EAGLET


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国内産業に最も貢献し、第4.5世代戦闘機としては十分な性能を持ち合わせている事が最大のメリットである

防御能力も申し分なし、対地対艦性能も同様である

デメリットと言えば、機体の発展性と米国の生産部分の国内移転問題ぐらいであろう。日本の外交力にどこまで期待できるか・・・

当ブログ「SS」及び「防衛研究」には著作権があり、無許可転用を禁ずる
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第11話:旧敵2

11月11日 ソロ島 スクラップヤード 11:25
「・・・「Dr」は生きている?馬鹿な、あなたが奴を殺したんでしょう?」
ノースポイントの情報士官は苦笑しながら言った。「Dr」とはアントン・カプチェンコ。そう、15年前のベルカ戦争後に起きた「国境なき世界」のクーデターの首謀者の一人である。ウィザードこと、ジョシュア・ブリストーは既に別のテロ事件の容疑者として投獄されている、アンソニー・パーマーは保険会社に勤め危険分子ではない、ラリー・フォルクはベルカ騎士団に合流し一応友軍である。それ以外に彼の事を知る者はクーデター時、又はその後に死亡している。

否、「刹那」を除けばであるが

そうだ、私が奴を殺し。そして私も一度死んだ。奴と私はどうやら「同じ化け物」の様だな

刹那はノースポイント自衛軍時代から使用している64式小銃を分解し、丁寧に手入れしながら答える。情報士官は彼が銃を整備する意味がわかっていた
「・・・どこにお出かけで?」

これから行くところと言えば、一つだ。襲撃してきたベルカ人の敵兵からこんなモノが出てきてな

「・・・何ですか、これは・・・この数字は・・・緯度と経路が書かれてますね。場所は・・・ベルカ領内ですか」
刹那が彼に渡した紙には緯度・経路の数値が書かれた紙だ。勘の良い彼は、一発で意味がわかった
「ま、まさか・・・乗り込む気ですか?死んだ筈の「Dr」の元に!?・・・老婆心ながら忠告させて頂きますが、罠だと思わないのですか?」

ああ、思ってる。だからこれを持って行くんだ。連中はアマチュアだけだ。そんな奴らに蜂の巣にされるほど私は愚かじゃない

「・・・解かりました。移動手段は陸路ですか?」

当然だ。・・・ああ、愛機の機嫌を損ねない様にしておいてくれ。そいつは寂しがり屋なんだ

「了解。ボートを急いで用意しておきます」

軍事研究第27回:F-XからF-XXまでを愚行する§1

当ブログも小説は休刊、軍事に関する研究も完全に月刊状態に落ち着いてしまっている現状です

実を言うと某鉄道企業の就職試験に落ちて専門学校へ行こうと言う話に落ち着き、今もそのペースを維持する事を決定しました

ご覧になられておられる皆様、申し訳ございません

予定としては3学期中に受けようと言う事で落ち着いています。なので余程の事が無い限り(個人的に物凄い怒りを感じたりするとかしない限り)暫くは勉強で更新に手が出せません。なので現状のペースを維持します


以下本題

F-X選定が来年以降になり、戦闘機製造関連企業の撤退が始まっている事は憂慮すべき事態である

しかしF-Xの大本命が無い事も、また事実だ

今の所、F-15FX・ユーロファイター・F-35の3機種が選定機種に入っている

ステルス機が欲しい空自にとって、F-35こそが本命であろう

だが、既に低レート生産の第8バッチまでの各国への分配は決まっており、F-4EJ改が完全退役する2014年の配備にはとてもではないが無理だ

間に合わせるには、米国・ロッキードマーチン社だけではなくイギリスやイタリアなどの「ロッキードマーチン社単独決定による分配を認めない」国々を説得しないといけない(日本国内での生産はさらにハードルが高い)

つまり、事実上不可能な話である

さらには、F-Xで無理やりF-35を獲得するとF-XX以降の国産戦闘機の可能性は潰える

これは、既に撤退を始めている企業の人員を呼び戻す事が不可能になるからだ

何故ならF-35を導入しても、高レベルでの開発関係国にでもならない限りは自国での生産は不可能である(やろうとすれば、レベル1・2の開発関係各国が猛反発するのは目に見えている)

次にF-15FXだが、此方は既に隣国の韓国がF-15Kを導入しており、戦力維持に大きな不安が残る(韓国は次回のF-XでもF-15Kを調達する模様。F-15SEの装備にも興味津々である)

さらには、F-15Jと任務内容が大きく被る(対地攻撃は副次、主眼は迎撃である事を忘れてはならない)

F-15JもイスラエルのF-15C同様にマルチロール計画に則った改修を行えば、十分なのである

また、ブラックボックスの存在も大きいだろう

F-15SEはステルス機としては中途半端であり、またステルス性が大きく絡むだけあってF-35同様政治的制約も大きい

さらにはステルス状態での兵器搭載量が極めて低く、防空における奇襲的迎撃には向いていない

では、ユーロファイターはどうか?

最大の問題は整備、これは努力次第でどうにかなるであろう

価格はどうだろう、F-15FX/SE・F-35とは異なり大なり小なり日本向けに改修する可能性は高い(特に視程外空対空ミサイルランチャー)

サウジアラビアに輸出された英国製タイフーンの値段は140億円/機である(政治的ゴタゴタがあったと言うから参照にはなりにくい事も付記しておく)

その為、金額はライセンス生産+改修で150億円/機を超えるのはほぼ確実視であろう

しかし、F-XXを国産機にするにはF-15FX/SEorユーロファイターのライセンス生産以外にない

細かい所に突っ込むのであればF-XXで国産機を採用するなら技術をフィードバックしやすいブラックボックスが少ないユーロファイターの方がいいだろう

今から新たに開発を始めたり、ATD-Xを叩き台にして開発(と言っても新規開発同然だが)するにしても、最低でも10年はかかるであろう。決めるのは早い方が確実に良い

そのF-XX選定の時期はいつぐらいかと言うと、F-15J/DJが退役を始めるのは2025年から、よって選定作業は2018年あたりが妥当だろう

このF-XXの時期はF-35が導入しやすくなる時期と一致しており、国産機が無理ならF-35かF-22輸出型が大本命となる

しかし、前述したとおりF-35の国内での生産は厳しいし、ステルス性を削られる可能性もある。かといって不透明なF-22輸出型に期待するのも危険である

そう、可能であれば国産機の方がいいのだ

・・・・とは言えども、周辺国は着々とステルス機の開発を行っている

中国はJ-12/14を開発し、これを2018年前後あたりに実働体制に持っていくと考えられる

ロシアのPAK FAは既に試作機2機を製造、試験中らしい。これは2014年前後に実働体制に入ると推定される

F-XでF-35を導入すれば、輸入による稼働率低下覚悟+今後の戦闘機自主開発は不可能。2個飛行隊分が一時的にでも空く

F-XでF-15FX/SEを導入すれば、韓国との戦力差が縮む。ユーロファイター同様、中露に後れを取りかねない

F-Xでユーロファイターを導入すれば、1機150~200億円程度かかり、F-15FX/SE同様中露に後れを取りかねないが、今後の自主戦闘機自主開発への可能性がF-15FX/SE以上につながる

どれが一番いいのか、そこが最も不明瞭なのだ

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